シンガポールよりも広い、広さは754平方キロメートルのキナバル国立公園。

ここには豊富な種類の動植物が生息しているのですが・・・


今から向かうキャノピーウォークでは、ジャングルの地上40m以上の空中散歩をします。


途中には、熱帯雨林特有の板根(ばんこん)が観察できます。

熱帯では、表土が浅ので、木の根は地中奥深くまで伸ばすことがでません。

一方で生長は旺盛で、地中の根っこだけでは本体を支えきれないので、

板のように根っこを厚くすることで、自分で支える力をつけています。

2日目の始まりで〜す。キナバル山の麓の朝は「さむっ」ってくらいの涼しさです。


翌朝、いきなり、昆虫界最強のカブトムシに遭遇しました。

「マレーコーカサスオオカブトムシ」です。虫好きな少年たちには鼻血ものです。


今日は、ここから、ポーリンという村に移動します。

ポーリンには、温泉がわいていて日本式の露天風呂を楽しめます。

日本人が「温泉の入り方」をレクチャーしたそうですよ。


但し、水着を着て利用してください。

現地の人々が「足湯」をしながら会話を楽しんでいます。


雨が心配されましたが、穏やかな青空です。


それでは、ここからキナバル国立公園のなかにある、キャノピーウォークへと向かいます。

毎回、この取材旅行でお世話になっている、ボルネオ保全トラスト・ジャパンの理事「中西さん」です。

この「平和マークのTシャツ」がトレードマークです。

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写真右は、物騒な名前の木です。「 絞め殺しの木」。沖縄などではガジュマルという名前で知られています。鳥の糞で運ばれた種子が、樹の上で発芽し、その植物に寄生しながら、根を大地に向けて伸ばします。そして、地面に根が達すると、地中からも栄養がとりつつ、多くの根っこを木に絡ませながら、生育を続け、やがては絡まれた木は光合成が出来なくなり、枯れてしまいます。 熱帯の植物は、様々な「戦略」をもって「光」を得ようとします。

キャノピーウォークまでトレッキングコースを500メートルほど登ります。結構きつい!


キャノピーウォーク。

ここでは、森を壊さず、木の間に橋を架け、普段見ることのできない

上の目線から「樹冠(木のてっぺん)」を観察します。

ここでは光合成が行われ、葉が繁り、花が咲き、果実が実ります。

花や果実を求めて昆虫や鳥類、哺乳類などたくさんの生物が生息し、

豊かな生物多様性が保たれています。

こわい〜〜〜〜〜〜。


吊り橋は全部で5つあって、渡るにつれてどんどん地上が遠くなってゆき、一番高い所では地上40メートルを超えてきます。


ご覧ください(写真下)


一つの橋に同時に乗っていることが出来る最大人数は6名で、

1名が渡りきったのを確認して次の1名がスタートします。

橋の長さは合計して約170メートル。


壮大な景色を眺めることが出来るのですが・・・

大変残念ですが、押尾さんは「ほぼレポートができませんでした」っ!

移動します。


キナバル公園の森にはおよそ5000種類の花の咲く植物が生息しているといわれています。

ハイビスカスの咲く森を抜けて・・・

ここで観ることができるのは、世界最大の花としても知られる「ラフレシア」の花です。


1週間足らずで枯れてしまうので、なかなか見つけるのが難しい花なのですが・・・ありました。


大きいものだと1メートル以上の大きさに育つそうですが、これは枯れ始めでおよそ50センチくらい。

実は、「ドリアン」を作っている農園の中に咲いています。


農園の方は、歩道を作って、これを観光客に見せて、副収入を得ます。


現地の皆さんにとっては、結構、いい値段の見学料です(それで暮らせるくらいの・・・)。


でも、「観光」は安定収入が期待できないので、結局、農園の仕事を優先せざるを得ないとのこと。


生活を守ること(収入を得ること)と、自然を守ることが両立できないのは、とても残念なことです。どうしたらそのバランスを保てるのでしょうか?


サバ州観光局コタキナバルのコタキナコ さんのfacebookより

https://twitter.com/kotakinako/status/473690708130279425

2日目

キャノピーウォーク

ラフレシア

島へ

Kota Kinabaluの船着き場から「マヌカン島」へ向かいます。 (超リッチなハーバーです!!)


コタキナバルからボートでわずか30分ほどの沖合いに浮かぶ透明度の高い島々。 国立公園にも指定されている美しいサンゴ礁に囲まれた5つの島々では、シュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめます。

マヌカン島

到着!快晴で海は凪。透明度が高くて、泳ぐ魚はもちろん、水深5m以上の海底まできれいに見えます。


桟橋を進んでセンターハウスへ。おもてなしの首輪をプレゼントしてもらいました。窓の外は、木陰の向こうにビーチが見えます。


ランチはサテ(鶏肉)やビーフ、ラム、 蟹・海老 などシーフードのグリルをバイキング形式でいただきます。


食事をしてると、レストランのスタッフさんが「なんか弾いてよ」と、押尾さんに声をかけました。押尾さんが演奏したのは・・・


「ドラえもん」のテーマです(w)。おじさん大喜び!知ってるんだ!

マヌカン島にて

ビーチに出て、ギターを弾いてみました。しばらくすると夕暮れです。

ローカルフードをいただきつつ・・・

食後にもギターを!!!


スタッフの一人がそれに併せてダンス!ダンス!ダンス!


中西さん(BCTJ)は、ロスロボスの「LA BAMBA」からの

坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」を熱唱!

押尾さんをカラオケ代わりに使うとは「太い野郎」です!


このあと、即興で演奏していただいたのは

「マヌカン・アイランド(仮)」と名付けられた1曲。


LOVE FLAPリスナーだけに聴いていただきましたね♪